少し前に向井理さん主演のドラマでもありましたが、決してドラマの中だけの話ではありません。
相続問題は、日頃の相談の中でも、離婚や男女問題の次に多い印象です。

今日の午前中も、依頼者の方と一緒に家庭裁判所で行われる遺産相続の調停に出席してきました。
親子や兄弟、親族同士で揉めることほど、悲惨で精神的な負担になるものはありません。

相続が発生する前はどんなに仲が良くても、また財産が多くなくても、揉めるときは揉めます。
うちだけは大丈夫などという根拠のない自信は持たれない方が良いと思います。

したがって、縁起でもない話ですが、残された方が相続問題で困らないよう、
元気なうちから、しっかりと準備をしておくべきです。

その準備の一つとして遺言書がありますが、作成要件を守らないと無効になりますし、
遺留分を意識した内容にしなければ、結局揉めることになりかねません。
※遺留分とは、簡単に言うと、遺言で財産を受け取った人から、財産の一部を取り戻す権利です。

ぜひ残される家族のために、相続のことや遺言の作成について、お近くの弁護士に一度相談されることをお勧めします。
そのうえで、生前から家族の間でしっかりと話し合っておくことこそが、最善の予防策になると思います。